ドイツで日本食を作る際、日本の調味料は他のもので代用できる?
ドイツで日本食を作りたい時、日本の調味料を使うと、日本の味にかなり近づくことが可能になりますよね。レシピに書かれている調味料が現地スーパーや日本食材店で販売されていなかったり値段が高い、もしくは料理に毎回使うわけではないけど、今回だけ少し使いたい、という際に自分で作ることが可能な調味料を紹介します!
本記事で紹介する調味料5つ
- みりん
- 和風だし
- ポン酢
- めんつゆ
- ごまだれ
みりんは白ワイン+砂糖(はちみつ)で代用できます。みりん風調味料はアルコール量が1%未満ですが本みりんは酒類調味料とされ、アルコールが14%程度含まれています。
みりんはまろやかで上品な甘みを加えてくれるだけではなく、臭みを消す働きをしてくれます。これは熱が加わることで素材にしみ込んだアルコールが蒸発する際、アルコールと一緒に魚や肉の臭みが出ていくためです。同様の効果が白ワインにも期待できます。
白ワインのタイプによって、甘めのワインでは砂糖(はちみつ)を少なめにするなど調整して作ってみてください!みりん特有の照りが欲しいときには砂糖をはちみつにするのがおすすめです。
顆粒のだしは水に溶かすだけで簡単にだし汁を作ることができ、料理をより簡単にしてくれます。この和風だしはケチャップで代用可能です。ケチャップは酸味が強く和風だしとは全く違うものに感じられますが、ケチャップを水で薄めるとコクや旨味が多く出てきます。トマトには旨味成分のグルタミン酸が他の野菜に比べたっぷり含まれていますので、ケチャップもかなりの旨味を含んでおり、和風だしの代わりを果たしてくれます。
ケチャップが多すぎると、昆布や煮干しから取るだしと風味がかなり変わってしまいますので、入れすぎには注意してくださいね。少しずつ加えて味を調えてください。
日本では常備している家庭が多い調味料ですが、ドイツではあまり見かけないですよね。お肉やお魚をさっぱり食べたい、油っぽい食事に飽きたというときにぜひ代用として使っていただきたいのが、醤油+みりん+お酢+柑橘系果汁 です。
みりんが無い場合は白ワイン+砂糖(はちみつ)で作ってみてください。
うどんや蕎麦のつゆや煮物など、多用できる調味料の1つです。すでに味が完成されているため、味付けがめんつゆ1つで決まるというのが魅力です。
製法は薄口醤油や砂糖、みりんなどを煮詰めて作られた「かえし」にだしを加えるのが一般的ですので、家庭でも同様に醤油、みりん、砂糖、だし汁を使って市販されているめんつゆの味わいに近づけることができます。
昆布やカツオで「だし」をとれば本格的な味わいのめんつゆになり、「だし」を強めに利かせると塩分や糖質が少なくても美味しさを味わえるため、健康によいと言えます。
めんつゆがあると、だし巻き卵や和風パスタなど料理の幅が広がりますのでぜひ作ってみてください。
中東料理に使われる「タヒニ」が近くのスーパーなどにあれば、醤油や酢、砂糖、ごま油などお好みで混ぜると濃厚なごまだれの完成です。生のごまをすりつぶして作られているので、栄養価が高いのも嬉しいポイントです。炒ったごまに比べてごまの風味が少ないため、味を調えるのと同時に香りもより強くするとさらに美味しさを感じられます。
まとめ
ドイツのスーパーにも売っているもので代用できる調味料を紹介しました。
レシピに出てくる調味料が無い、高い、そのような理由で作るのを諦めていた日本食をぜひ作ってみてください!
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