Dear foods knowledge / 和食

ドイツでも作れるみりんを使った和食の人気おすすめ料理ランキングベスト5

ドイツでも作れるみりんを使った和食の人気おすすめ料理ランキングベスト5

ドイツを始めヨーロッパでは、あまり調味料を使わず1つの食材をシンプルに塩だけで味付けして焼くだけ、煮ただけの料理が目立つ一方、日本の和食料理はあらゆる調味料を使って繊細な味を作り出すことができます。

和食聞くと調味料は醤油がまず思い浮かべられるかもしれませんが、その他にも和食ならではの魅力的な調味料があります。その1つが「みりん」です。
この記事では、ドイツでも料理できるみりんを使ったおすすめの和食をご紹介します。

ヨーロッパでも大活躍!みりんを使った和食料理

みりんを単体で使うことはまずないと思いますが、他の調味料と混ぜることで、コクや甘みをだすことができる不思議な調味料です。
ドイツではみりんを手に入れることができ、汎用性が高く、味をつけること以外にも、料理にツヤをだしたり、お肉やお魚を柔らかくしたり、食材への味を浸透しやくしたりと、まさに万能な調味料なのです。

日本にはみりんを使って作ることができる数多くの料理があります。
焼き物から煮物までと多様性に優れており、みりんを1本持っているだけで料理のレパートリーを増やすことができます。
また日本人の味覚にもよく合うので、多くの人に好まれる味を作ることができます。
みりんを少し加えるだけで、手軽に作れるものから少しの手間と工夫で気の利いた料理を作ることもできます。
そんな、料理に欠かせない「みりん」を使った日本で人気のおすすめ和食料理ランキングベスト5をご紹介します。

5位:鯖のみぞれ煮

鯖は単体だと好みがわかれる部類に入ると思いますが、味付けをして煮込むことで食べやすくすることができます。
その1つのこの料理があげられます。鯖にはあらかじめ塩を振って30分程度置き、味を染み込ませておきます。
この料理には大根おろしを使いますが、大根おろし単体には味がありません。
そこに味つけするための「だし」としてみりんを使います。

だし汁だけでは味が薄いのですが、ここにみりん、酒、醤油を加えることでしっかりとした味をつけることができます。
この味付けにより、鯖独特の生臭さや風味を消してくれるので、食べやすい味に変えることができます。
またこの味付けは汎用性が高いので、鯖ではなくとも、他のお魚やお肉で代用することもできます。

4位:つくね

日本ではよく串刺しにして出されることが多いですが、片手で食べられるその手軽さがお酒のおつまみとして好まれる理由かもしれません。
つくねの味付け用のタレとして、みりんを使うのですが、この甘辛のたれがつくねによく合うのです。
タレのついていない「塩つくね」というものも見かけますが、タレがついている方が、味が染み込んでいておいしいように感じます。
またみりんの効果で表面にツヤをだすこともできます。

つくね自体には鶏挽肉を使うことが多いですが、ここに豆腐を加えることでふんわりとした食感を出すことができ、また少しカロリーを抑えることもできます。さらにしいたけを加えることで食感がよくなるのでおすすめです。

3位:肉じゃが

日本の料理代表と言っても過言ではないくらい、和食の定番として好まれる方が多い一品です。味がしっかりついているので野菜嫌いな人でも食べやすく、また煮込むことにより固い食材が一切ないので、子供からご高齢の方まで、万人に受け入れやすい料理になります。
この料理は野菜やお肉をふんだんに使うので、1品で多くの栄養をとることができます。

じゃがいも、玉葱、人参などの野菜やしらたき、牛肉を切ったあとは野菜やお肉を切った後はみりん、醤油、酒、砂糖などと煮込むだけなので、簡単に作れる料理です。
野菜やお肉に味が染み込むので、時間が立ってもおいしさを保つことができます。

2位:鶏の照り焼き

鶏肉は汎用性が高くまた他のお肉に比べて安価に手に入るため、食材に使う方は多いかもしれません。
鶏の照り焼きは、オーブンやグリルを使わないといけないと思われるかもしれませんが、フライパンで作ることができます。
フライパンなら、大体どの家庭にもありますし、短時間で調理でき、また片付けも簡単です。

調理する前の下処理として鶏肉にフォークなどで刺して穴をあけておくと、味が染み込みやすくなります。
そして醤油、みりん、酒、砂糖を混ぜ合わせたタレを事前に作っておきます。そのあとは鶏肉を焼いて途中でタレを加えて煮詰めればできあがりです。
簡単に作れ、かつ冷めてもおいしいのでお弁当のおかずとしても重宝する一品です。

1位:まぐろの漬け丼

寿司ネタとしても人気の高いまぐろは、漬けにするとより一層おいしさが引き立ちます。
まぐろは醤油につけて食べることが一般的ですが、そこにみりんを加えるだけで、コクのある甘みをたすことができます。
またみりんの効果によりまぐろの表面にツヤを出すことができるので、料理を一層おいしく見せることもできます。

この料理は、醤油、みりん、酒、わさびを混ぜたタレに数時間程度まぐろを漬けておくだけで、準備は完了です。
あとは調理時間がほとんどかからずにすぐに食べられる手軽さがあり、これだけで1食分になるのもランキングの1位に選んだ理由です。
栄養価の高いとろろとまぐろは相性がいいので、まぐろと合わせて丼の上に乗せて一緒に食べるのがおすすめです。

WasaKanae
もっと見る