ドイツでも緑茶ですっきり!
海外に滞在していると日本食が恋しくなることがあるかと思います。そのためドイツの食事が余計重く感じる…。このような際には緑茶がおすすめです。本記事では緑茶のメリット、種類について解説します!
お茶を購入する際に緑茶をなんとなく体に良さそう…と感じ、思わず選ぶという方も多いのではないでしょうか。
緑茶にはどんなメリットがあるのか大きく2つの成分に分けて説明します。
カテキンはポリフェノールの一種であり、抗酸化作用、抗ウイルス作用など多くの効能を有しています。
抗酸化作用
高カロリーの食事のほとんどは酸性の食べ物なので体が酸性化され体調が悪くなることがあるかもしれません。お茶はアルカリ性の飲み物なので体内のpHを整えてくれ、体調の悪化を防ぐことができます。食事が重い、すっきりしたい、そんな時は緑茶を食後に飲むと少し解決する可能性があります。
さらに食後に飲むと、カテキンは強い殺菌力を有しているため虫歯菌の繁殖を阻止し、口内環境を整える効果が期待できます。虫歯対策や口臭対策にかなり良い影響を与えてくれます。
抗ウイルス作用
ウイルスが体内に入ると他の細胞にくっついて増殖しようとしますが、カテキンの摂取によってウイルスが細胞にくっつきにくい状態を作ることが可能となり、様々な病気の予防にもつながります。
ここまでで述べた2つの作用以外にも、体脂肪を減らす効果、認知症予防への効果など多くの効果が期待されています。
抹茶や玄米茶などの緑茶には興奮した神経伝達物質を抑える成分であるギャバという成分が含まれています。これが足りていないとイライラや不安の原因になりますので、摂取するとリラックス効果が期待できます。
カテキン、ギャバの2つ以外にも人間の健康に良い影響を与えてくれるビタミンやミネラルといった成分が多く含まれています。
ここからは緑茶の種類について7種類取り上げます。
お茶は発酵度合いによって、無発酵茶を緑茶、半発酵茶を烏龍茶、全発酵茶を紅茶と分類することができ、緑茶と一括りになっていてもその中に様々な種類があります。
1.煎茶
最もよく飲まれているお茶です。一般的に煎茶は新芽の茶葉が使われ、茶葉を蒸して、揉んで作られます。
2.ほうじ茶
ほうじ茶って緑茶なの?と思った方もいるのではないでしょうか。確かに色は緑色ではないですが、発酵度で分類するとほうじ茶も緑茶に分けられます。煎茶や番茶などを強火で焙煎し、香ばしい香りを引き出したお茶です。高温で焙煎することで苦みや渋みが減少し、飲みやすい味わいのお茶となっています。
3.玄米茶
煎茶や番茶に炒った玄米を合わせて作られます。香ばしい香りで飲みやすいお茶です。
4.番茶
成長した茶葉が使われることが多いため、薄めでさっぱりした味わいが特徴のお茶です。若い芽ほどカフェインを多く含むため、番茶のカフェイン含有量は多くなく、体に優しいお茶と言えます。
5.玉露
日光を遮って育てた茶葉を煎茶の製法で仕上げたものです。茶の旨味成分である「テアニン」は日光によって渋み成分の「カテキン」へ変わるため、日光を遮ることで旨味を残すことができます。通常の煎茶に比べ手間暇がかかることで少し値段が高めの緑茶です。
6.抹茶
直射日光を遮って育て乾燥させてできるてん茶と呼ばれる状態から、挽いて粉末状にしたものです。
7.かぶせ茶
玉露と同じように被覆して栽培し、収穫後は煎茶と同じ工程という、玉露と煎茶の中間の緑茶です。旨味と爽やかさを両方持っています。
まとめ
緑茶の分類とメリットを解説しましたが、こんなにも多くの優れた効果があるとは驚きですね!
現在はお茶のエキスを使った化粧品や石鹸があるように、お茶の殺菌効果やビタミンC、ビタミンEといった栄養は美容にも良い効果が期待されています。
ドイツで入手できるお茶もありますので、体調を整え、すっきりした生活を助けてくれる緑茶を日常の中に入れてみてはいかがでしょうか。
近所に日本食品店が無い場合や、いつもとは違う種類が飲みたい時にはオンラインショップが非常に便利です。